時間の見える化③の記事はこちら
◆今度は、「理想の1日」を見える化してみる
前回は「現在の1日」を書き出しました。
今回は次のステップとして「理想の1日」を書き出してみましょう。
これは実現できるかどうかはひとまず置いておいてOKです。
「こうなったら最高だな」と思える1日を、妄想でもいいので自由に描いてみてください。
・朝5時に早起きしたい
・午前中にやりたいことを終わらせたい
・仕事は1日3時間だけにしたい
・夜はゆっくり本を読みたい
ポイントは「本当に自分が幸せを感じられる1日」をイメージすること。
書き出したら、こちらも同じように円グラフにしてみましょう。次の比較のときに役立ちます。
◆「現在の1日」と「理想の1日」を比較する
時間の見える化③で作成した「現在の1日」と、今回の「理想の1日」を並べてみます。
円グラフにすれば、視覚的に一目で違いがわかります。
「意外と睡眠が少なかったんだな」とか、「自由時間をもっと取りたいな」など、気づきが得られるはずです。
◆理想の1日も24時間しかない
ここで大事な前提があります。
理想の1日も現在と同じく「24時間しかない」ということです。
理想の1日を考えていると、つい時間が無限にあるかのように感じてしまいます。
でも、現実にはみんな平等に24時間。
まずはこの制約を意識することが、現実的に理想へ近づくための第一歩です。
◆改善点を探す
では、現在の1日と理想の1日を比べて、改善点を探してみましょう。
・睡眠時間を2時間増やす(6時間 → 8時間)
・仕事の時間を減らす
・夜ご飯より早めにお風呂に入る
こんなふうに「理想に近づくためのポイント」を具体的に見つけていきます。
◆その差を埋めていく
改善点が見つかったら、あとは少しずつ行動に移していくだけです。
・夜は今より1時間早く布団に入る
・残業を極力減らす(ゼロを目指す)
・仕事から帰ったらまずお風呂に入る
また、仕事に費やす時間が大きな課題になっている場合は、もっと根本的な選択肢もあります。
・投資や副業を始めて「たくさん働かなくてもいい仕組み」をつくる
・今より労働環境の良い職場に転職を考えてみる
もちろん簡単ではありませんが、小さな一歩から始められます。
「新NISA口座を開設する」「転職サイトに登録してみる」など、まずは行動してみること。
その行動が、確実にあなたの理想の1日へ近づけてくれます。
・あなたの理想の1日を書き出してみましょう。
・円グラフにして、現在の1日と比較してみましょう。
・理想の1日も24時間しかない
・現在と理想を比較して改善点を探そう
・小さな行動から、理想の1日に近づくことができる