モノの見える化①「自分の持ち物、全部言えますか?」

◆自分のモノ、どれだけ把握できてる?

「自分が持っているモノを、全部言えますか?」

こう聞かれて、すぐに答えられる人は少ないと思います。

財布の中、引き出しの奥、クローゼットのすみ…。そこに何が入っているか、ちゃんと覚えていますか?

私自身も、かつては「まあ、そんなに多くはないだろう」と思っていました。ところが実際にリストにしてみると、予想の2〜3倍はゆうに超えていたんです。

◆リスト化して見えてきた“違和感”

僕は10年くらい前から、自分の持ちものをリスト化してきました。

持ち物を全部書き出すと、いろんな発見があります。

例えば

・存在を忘れていたモノ
・同じ種類がいくつもあるモノ
・もう使っていないのに残っているモノ

こうしたものを目にすると、「なんでこんなに文房具があるんだろう?」とか「これ、なんでまだ取ってあるんだっけ?」という小さな違和感が浮かんできます。

この“モヤモヤ感”こそ、見える化の効果です。暮らしの中に潜んでいたノイズが、ぱっと明るみに出る瞬間なんです。

◆見えていないと、また買ってしまう

モノを把握できていないと、「ストックがあるか不安でつい買ってしまう」とか「持ってる気はするけど見つからないから買っちゃう」という悪循環が起きます。

モノが増えていく原因は「足りない」からではなくて、「見えていなかった」から。

本当に必要なのは“買い足すこと”ではなく、“いま持っているモノと向き合うこと”なんです。

◆モノの見える化は暮らしを整える第一歩

モノの見える化は、ただ整理整頓することではありません。

「今の自分にとって本当に必要なモノは何か?」を考える時間です。

まずは、自分がどれだけ持っているのかを知ること。それが、暮らしを整える一歩になります。

まとめ

・持ち物は、意外と自分でも把握できていない
・リスト化すると、“違和感”や“モヤモヤ”が見えてくる
・モノが増える原因は「足りない」ではなく「見えていない」から

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