「なんでお金が貯まらないんだろう…」
そんな悩みを持っていた過去の自分に伝えたい、
お金の“見える化”という習慣。
お金を貯めるために、僕がやった「お金の見える化」。
その方法をここでは紹介します。
◆お金が貯まる習慣は「記録」から始まる
まず、1か月単位でやることの大きな流れとしては、以下の通りです。
- 支払いが発生するたびに、家計簿アプリに都度入力する。
- 月末に、EXCELにカテゴリごとに転記する。
この流れを習慣化できれば、お金は自然と貯まっていきます。
ポイント❶:「すぐその場で記録する」こと
ここでのポイントは、「支払いの都度入力」することです。
例えば、コンビニで300円のスイーツを購入したら、
レジで支払いを終え、コンビニを出るまでに、
アプリ等で「外食:300円」と記録します。
「外食」は、カテゴリ名です。
カテゴリは、好きに設定してもらって構いません。
※カテゴリの決め方は「この記事」を参照
入力はアプリが基本的には楽ですが、メモ帳や小さなノートでも構いません。
要は、「すぐその場で記録する!」ということが大切です。
家に帰ってまとめて~とか、夜思い出しながら~、
とかではダメで、(それでも記録しないよりは全然よいですが)
必ず「お金を使ったその場で入力」するようにします。
これは慣れれば5秒もかかりません。
ポイント❷:手動で入力することで、都度振り返りができる
お金を使った5秒後に、すぐカテゴリと金額を入力(記録)することで
記録の漏れがなくなるだけでなく、
「このスイーツに300円の価値はあったのか??」
「この買い物、本当に必要だったかな?」
と買い物の都度、お金の使い方を自然と振り返るようになります。
資産管理アプリなどですべてを“自動化”するのではなく、
手動で記録する余地をのこすこと。
この”自分の手で入力する”という行為が、
日々のお金の使い方に対する感度を上げ、
今後の蓄財につながる、気づきや改善生み出してくれます。
その結果、徐々に「お金の使い方」がうまくなって、
自然とお金は貯まるようになります。
ポイント❸:月末のExcel転記で、“2度目”の気づきを得る
1か月、お金の支出を「都度入力」で記録したら、
月末に各カテゴリごとの合計額も確認します。
これは、アプリを使用していれば自動で出ます。
ノートやメモ帳であれば、各カテゴリごとに合計額を算出します。
そして、各カテゴリごとの合計額をEXCELでデータとして蓄積していきます。
(EXCELでなくても、ノートでも構いません)
この、EXCELへの転記作業は月末に手動で行います。
アプリで自動集計されたカテゴリごとの金額を
EXCELの表に転記していくだけです。
こちらも慣れれば5分もかかりません。
ただし、こちらも❶の入力時同様、
食費:47,300円(→いつもくらいかな?)
外食:16,800円(→ちょっと贅沢しすぎたな・・)
衣類:23,000円(→完全に使いすぎた・・)
などなど、入力を手動でするからこそ、
使ったお金に対する自分の率直な感想が
頭の中に自然と浮かびあがってきます。
この実感を得るために、あえて手動で転記を行っています。
◆記録を続ければ、お金の流れが“見える”ようになる
これらのカテゴリごとの合計金額は
月ごとに積み重なっていくので、
「今月の食費は、先月に比べて少なかった」
「娯楽費は、今月なんでこんなに増えたんだろう」
など、月ごとの比較も容易にできるようになります。
これが記録をつける効果です。
記録していないとそもそもが感覚的な判断になってしまい、
現実とのギャップが生まれてしまいます。
(全然使っていないと思っているのに、なぜかお金が手元に余らない、など)
記録をつけることで、このギャップをなくし、
実際のお金の使い方を「見える化」できるのです。
今日から始めてみよう
最初は面倒に感じるかもしれませんが、
1週間でも続けてみると意外とクセになります。
まずは今日の買い物から、試してみるのはいかがでしょうか?
※家計簿アプリのおススメはこちら
・「すぐその場で記録する」ことでお金の流れを見える化できる
・手動で入力することで、自分だけの気づきが得られる
・データの蓄積が、あなたの未来を創る